インターネット世代論・再び(梅田望夫さんのblog)

先日、オフライン・ミーティングで梅田氏とお会いしたのだが、現在は1970年を境にしてPC世代とインターネット世代とに分かれるとおっしゃっていた。確かに、それは実感できる。私は、ちょうど中学生の頃に初めてPCなるもの(当時は、NECのPC8801)を触り、毎日のようにI/Oやベーシックマガジンなどに掲載されているゲームのソースコードを打ち込んでゲームに興じていた。そのころのゲームと言えば、インタフェースはBASICで記述し、実装部分はアセンブリ言語で記述していた。はじめはソースコードを見てもちんぷんかんぷんだったが、何本か打ち込んでいくうちに理解できるようになった。でも、そのうち飽きてしまって、PCは殆ど触らなくなってしまった^^;大学時代に、ノートPCが出現し始め、ワープロソフト(その頃は「一太郎」)を使うようになり、改めてPCのよさを再認識した。また、当時はNiftyなどのパソコン通信が流行り始め、バーチャルなネットワーク社会が一部の間で構築されるようになってきたと記憶している(尤も、私は興味がなかったので参加しなかったが)。ところで、現在ではインターネットは小さな子供でもごく普通に使っている。携帯電話もしかりである。随分と世の中は変ったなぁ、と思う。そして、1998年?に2chが登場し、ブロードバンドの浸透のおかげで新たな世界が構築されていった。つい最近まで知らなかったが、「電車男」である。ついつい嵌ってしまった。すべてのレスが網羅されていないので、途中に煽りや誹謗中傷などはあったかと思うが、バーチャルな世界で、リアルな世界が語られているような、そんな感覚を味わった。それは、まさにMatrixの世界に繋がれた人間のような感覚である。
中学時代には想像もつかなかったような世界が、今まさに起こっていると感じた。