統計学でリスクをマネージする

某月例会にて、非常に興味深い話をうかがった。学生時代は、正直言って、確率・統計は非常に不得手な科目の一つであった。ただ闇雲に公式を丸暗記していた。特に、統計を勉強してもいったい何の役に立つのか、と疑問すら感じていた。
ところが、昨日の講師の方のお話によると、数学の教師が統計を教えているので、そもそも統計学の本質を理解しないまま学生に教えているとのことである。当然のことながら、学生は理解できるはずもない。
昨日のお話をうかがって、統計は現実の生活に欠かすことのできないものであることを改めて認識させられた。統計を一つのツールとして、意思決定の判断基準に用いることができる。
たとえ話として、堂島の米相場で活躍された本間宗久氏の格言が特に印象的であった。

後悔に二つあり
「もう」は「また」也
「また」は「もう」