FJに期待するもの

今まで、「年金問題なんて他人事、マス・メディアが好き勝手に喚き散らしているだけだ。」って決め付けていましたが、キムタケさんの一連のエントリを拝読させて頂いて、素人ながらもそれなりに勉強してきました。結論としては、「無知は罪である」の一言に尽きます。投資戦略の発想法(ISBN:4062104776)で、キムタケ氏は以下のように述べられています。

「株は競馬や競輪やパチンコと同じなのだ」と割り切った上で、小遣いの範囲内という制約の中で「株という名のギャンブル」を楽しむのであれば、それはそれで一つの考え方なのです。しかし、そういう株式売買を投資戦略とは呼べないのです。
投資戦略は小手先の技術ではありません。

結局のところ、「投機的」なギャンブルに手を出すより、地道にコツコツと自己の価値を高めていく以外に生き残る道はないのです。最近、巷であふれかえっている「ネットで○○」とか、「○○リタイア」などの扇情的な書籍には正直のところ、辟易しています。このような書籍を読んだところで、実際のところ、どれだけの人が「成功」を収めることができるのでしょうか?「楽して儲ける」という風潮が高まってきてはいやしないか、とすら思えてなりません。本日、キムタケ氏とお会いして、ファイナンシャル・ジャパン創刊への意気込みを「ビシバシとほとばしるほど、熱く熱く」感じた次第です。是非とも、「ブティック型コンサルティング・ファームとしての底力="名伯楽"ぶり」を如何なく発揮して頂きたくエールを送りたいと思います。