今日はまったり日和?

以前のエントリ20040814で書かせて頂いたように、少なくとも現実には、その道の専門家の方々が独自にBlogを立ち上げられており、そこで持論を展開されているものの方が、「マス・メディア」からの所謂「大本営発表」に比べ、よほど正確で、かつ価値のある情報源である、と思っています。但し、報道のプロを自認する方々が独自でBlogにより、真意を伝えていく、というスタイルは、今までの一方的な「情報の押し売り」状態から脱却しつつあり、マス・メディアとBloggerとの協調関係を見出せるのかも知れません。
「参加型ジャーナリズムの時代」さんのblogによりますと、

1つは、敗北感である。商業ジャーナリズムに身を置く自分が、報道を生業とする自分が、ブロガーに勝てなかったのだ。非常に残念ではあるが、どうしようもない事実である。 
 もう1つの感情は、希望である。ジャーナリズムがまさにこれから変わろうとしているという実感である。報道機関の入社試験にたまたま受かった者だけがジャーナリストになれるという、これまでの閉鎖的なジャーナリズムはやがて幕を閉じる。一般市民を巻き込んだ参加型ジャーナリズムの時代が今まさに来ようとしている。商業ジャーナリズムは市民ジャーナリズムという助っ人を得ることになる。インターネットは決してジャーナリズムの敵ではない。ネットは、ジャーナリズムにとっても、民主主義にとっても、心強い味方になり得るのだ。

とあります。これを読ませて頂いて、まだまだマス・メディアの世界に身をおく方々の捨てたものではないんだなぁと思いました(でも、このように真摯に受け止めて頂いている報道機関にお勤めの方は極少数だと考えています)。それでも、少数ながら、上記のような考えをお持ちでBlogを発信して頂けるのであれば、マス・メディアとBloggerとの協調関係は、少しづつですが、改善されるのではないか、と考える次第です。