スクープってなんだろう?

インターネットがない時代には、いわゆるマス・メディア(新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどの媒体)からの一方通行により、受け手である我々は情報を享受してきました。しかし、現代においては、ブロードバンドの爆発的な普及により、即時性のあるインターネットの各種サービスを享受できることとなりました。
一方、様々な方が参加するインターネットの世界では、飛び交う情報は玉石混交であり、「真の価値ある情報」を見出すことは至難の業であると言えましょう。
2ちゃんねる」の管理人である「ひろゆき」氏のコメントがすべてを物語っていると言えるでしょう。

嘘は嘘であると見抜ける人でないと○○は難しい

ところで、小松原編集部長さんのエントリ「スクープ」って何なんだろう?―「週刊!小松原営業部長」[コマログ]に話題を移したいと思います。
冒頭で述べましたように、未だに大手マス・メディアはスクープ合戦を繰り広げております。また、ゴシップ系の週刊誌などは売上げを追求するあまり、ミス・リードしかねない記事を連発しているとしか思えません。以下の小松原編集部長さんのエントリを引用させて頂きます。

10月21日に創刊される「フィナンシャル ジャパン」では、読者にとって無意味なスクープ競争は行いません。現在のメディアは、旧態依然としたスクープの追っ掛け合戦に終始していますが、「フィナンシャル ジャパン」は、「鼻が利くよりも目利きになるほうが大事」と考えて、スクープ主義ではなく、玉石混交そのものの情報過多の渦中で、玉を拾い集め、石を取り除くことをモットーとするメディアを目指していきます。

上記で述べましたように、読者のために、「玉石混交」ではなく、「真の目利き」ができるような情報や記事が掲載されることを期待しております。