あえて都心にしがみつくという選択肢もある

先日のキムタケさんのエントリ[フィナンシャル i ] "ピザパン化”する地価の姿を読んで、少し前に各種週刊誌で都心及び関西圏の「オススメ!新築マンション、中古情報」の特集記事のことを思い出しました。
都心の中でも、エントリ中で述べられているような「ピザパン化」現象が起こっているようです。
私は、あまりリスクを負いたくないのと、身軽に生きたいという願望を持っていますので、専ら「賃貸派」です。
しかも、根が怠け者なので、職住接近の物件にしがみつく性質なんです。
満員電車に揺られて会社に行くほど苦痛なものはありませんからね。
いかにして、安くて交通至便な物件を選ぶかが、私の価値基準です。
もっとも、「生まれたからには一国一城の主になるんだ!」という思いで頑張っている方が多数を占めると思いますが、現在の日本のおかれた状況を見ると、家やマンションという不動産を持つことのリスクのほうが遙かに怖い気がします。
いつなんどき、リストラされるかもしれませんし、賃貸であれば、生活レベルを落とせば、身軽に色々な場所に移れます。自由度が全然違いますね。
これはあくまで主観ヤドカリのように、次から次へと新しい借家に住んでみるというのも、選択肢の一つだと思っています。
ちなみに、先日、某写真週刊誌で見たのですが、今をときめくITベンチャー企業の社長さんの中で、唯一つつましい生活を送っておられるのが、楽天三木谷社長だそうです。