ベンチャー精神に敬意を表します

昨日の岡本編集長のエントリ[週刊!岡本編集長] 鬼の目に涙を読んで、今までなかったものをこの世に生み出すことのムズカシサというものを改めて思いしらされたという感じがします。プロ野球にしてもそうですが、結局、ライブドア楽天が名乗りでて、楽天に決まったわけですけれども、はじめに名乗り出たライブドア堀江社長には、やはり敬意を表しないわけにはいけませんね。先陣をきったライブドアの存在があったこそ、楽天に転がったわけですし。とはいえ、楽天も同じくベンチャー企業の旗手です。
普通のビジネスパーソンで終わってしまうのも、その人の人生ですし、ベンチャー精神に則り、新規ビジネスを立上げて起業するのも、その人の人生です。また、どちらの世界に属していようが、個人としての「ベンチャー精神」を持ち合わせて生き続けていかないと、今後混迷を極める競争社会に淘汰されるのは、間違いないようです。ですから、

ベンチャービジネスが行っているのは、まさにこれである。たとえ失敗しようとも、リスクを取って自分の作り出した価値を人々に問おうとするベンチャー創業者の意気込みを軽蔑することは私にはできない。そしてベンチャービジネスの提供する価値が多くの人に支持されて成功するのは何よりも素晴らしいことだと思う。それは彼らが、無から有を作り上げることはできたからにほかならない。丸の内や大手町にあるエスタブリッシュメントの大企業でも、最初からそこにあったわけではない。そもそもはベンチャー企業だったのだから。ベンチャーの気概を失ったら、ビジネスマンはおしまいだ。

という、岡本編集長のお言葉は心に「ズシン」と響いてきます。最近は、どうも楽な方向に流れがちだったので、自分自身を「叱咤激励」する意味でも頑張っていかなければならない、と思った次第です。