与党の怪しさが露呈した?

<耐震偽造>証人喚問「追及が甘い」 自民党に抗議殺到(毎日新聞)で槍玉に上がっている、自民党渡辺具能中野正志望月義夫吉田六左エ門の各氏について一言!

「こやつら、自分達に火の粉が降りかからないようにトンチンカンな質問して貴重な時間を無駄にするな!」と多くの方々が思ったことでしょう。

ろくに調べもせずに、マスコミが既に報道している内容をオウム返しの如く質問したって、はっきり言って時間の無駄!

まぁ、ある意味確信犯ではあったんでしょうねぇ。

耐震偽造 証人喚問見た住民は「無責任」「真相隠してる」(毎日新聞)でも、姉歯氏に220万円を振り込ませていた可能性があることが露呈しましたが、このお金の行方も気になるところです。*1

ひょっとしなくても、創○学会に流れこんでいるんじゃないかと勘ぐってしまいます。

なんといっても、今回の事件のボスキャラ内河氏は創○学会会員なんだし。

内河氏は余裕シャクシャクで、のらりくらりとかわしていましたが、民主党馬渕議員のカウンターパンチを食らって、グウの音も出なかったのは溜飲が下がる思いがしましたよ。

でも本当のボスキャラは、所轄官庁のドンである国土交通大臣公明党北側一雄氏なんでしょうね。

国土交通省は総研に対して、これ以上調査することは出来ないとかほざいているようですが、それは調査結果が自分達の不利益になることを恐れていることの裏返しであることはミエミエです。

国土交通省は何から何まで腐りきっていますね。あきれてモノが言えません。

少し前に起こった旧道路公団の談合事件も、天下り役人の所業だし。

コイズミ首相は、このまま放置していたらヤバイことになるのを分かっていらっしゃるんですかねぇ。病巣の根源たる公明党と袂を別たないと、自分の首根っこ削ぎ落とされてしまうかもですよ(でも、それが出来ないのはきっと「ヤバイ理由」があるんでしょう)。

こんな「官民癒着体質」の一部建築業界ですが、CSR(企業の社会的責任)なんて全く考えていないし、自分達のフトコロが温まることしか頭にないのでは?

いくら、経団連企業行動憲章を声高に叫んだところで、「官民癒着体質」の企業にとっては全くもってナンセンス。

ちょっと追記:

今渦中の四ヶ所猛氏ですが、平成12年度 免震部建築施工管理技術者試験・合格発表に、しっかりと名前が掲載されています。

内河氏が、「うちはコンサルタント会社だから、技術のことは分からんよ。」とのたまってましたが、しっかりと内部に「技術者」がいるじゃないですか。

しかも、馬渕議員が入手した四ヶ所氏のメモには、構造計算が分かる技術者でなければ書きようのない事項も記載されていたらしいですし、もはや内河氏は言い逃れできませんね。

最新情報です。

「鉄筋減らせ」メモ…総研チーフ、自ら作成と認める(読売新聞)

ついに、四ヶ所氏認めましたね。 

現在行方不明中の四ヶ所氏を早々に引きずり出して証人喚問すれば、ポロポロとボロが出てきてロッキード事件のような様相を呈してくるかもしれませんよ。

*1:どうやら、木村建設の子会社経由で、総研系列の「内河」("ないかわ"と読むらしい。内河氏は監査役として名を連ねていた)に、955万円ほど資金流入している疑いが発覚した模様