ナベツネは独占禁止法より強し!?(週間!木村剛)

ナ○ツネは現在もなお、独禁法を凌駕する存在であることに何ら変わりはありません。政界・財界に協力なパイプを持ち、誰も彼に対して進言することができないのです。最近読んだ本の中で、「問題解決ファシリテーター」(ISBN:4492531580)があります。
この中で、瀕死状態の日産を見事に再生させたカルロス・ゴーン氏の事例が紹介されています。本書中では、カルロス・ゴーン氏は、優れた「ファシリテーター」として定義付けられています。氏の半生を綴った「ルネッサンス」によると、

私はマネジメントの責任とは、会社が持つ潜在能力を開発し、それを100%具現化することだと考えている。マネジメントは会社にかかわり、社員にかかわり、会社が置かれている状況にかかわるものだ。マネジメントの仕事は、会社と社員のために、会社と社員の能力を最大限に発揮させることにある。

とあります。さて、翻って現在の読売巨人軍の現状を考えてみましょう。エースの上原は果たして最大限の能力を発揮しているでしょうか?番長清原はあの余りある才能を遺憾なく発揮しているでしょうか?
ここに、プロ野球界を再生させるヒントがあると考えています。