マスメディアの実態について

マスコミはなぜ重要事実を淡々と伝えないのか? ――UFJのケース(週間!木村剛)さんのエントリで、

「こいつが世の中を操っている」とか、「こういうハカリゴトが潜行している」という陰謀史観に満ち溢れた報道にどれだけの価値があるのか私には分かりません。しかし、報道を名乗るのであれば、実際に起こった現実を真摯に分析することをベースにすべきだと思います。正確な現状認識なしに、意義のある将来予測はありえないからです。

とあります。某新聞などは、予め企業などから有益な情報を事前にリークしてもらって、それをスクープ記事のごとく書いているのが現状だ、とある方からお聞きしたことがあります。また、客観的な事実を伝えきれていない(つまり、我々一般庶民に対して「ミス・リード」している)のは、彼らがその分野に関して専門家ではないことに端を発しているのではないか、と思います。
また、意図的に「情報操作」していることも事実ではないでしょうか?政治的な圧力など、背後の力関係によって、マスメディア自体も「言論の自由」を奪われた形になっているのでしょう。極端な例を示しますと、第二次世界大戦中の、各新聞の報道がまさにそうです。旧日本陸軍の情報統制のもと、都合の悪い情報はあえて発表せず、日本国民の士気を鼓舞するため「意図的」に、扇情的な記事を書いていたものと推測されます。まさに、ナチス・ドイツ時代のヒトラーに牛耳られていた悪しき時代を思い出します。
翻って、現代に立ち戻って考えてみますと、今の米国政府はまさに「情報操作」に長けている、とますます感じるようになりました。「ビン・ラディン」も実在する人物なのか極めて疑わしいですし、「月面着陸」も「情報操作」の賜物ではないか、とまことしやかに囁かれています。「イラク戦争」も自国の「ご都合主義」のため、わざわざ「911事件」を仕向けて、その布石を打ったのではないか、と考える次第です(これらはあくまで私の主観なので、誤った解釈が多分にあることを、ここに表しておきます)。