既存メディアとのコラボレーション

本日のキムタケさんのエントリは、「週刊!木村剛」はフジサンケイ ビジネスアイとコラボします!と声高らかに宣言されています。
結果としては、妥当な選択ではないのではないかなぁ、と個人的には思っています。というのも、先日のエントリで述べさせて頂いたように、ブロガーのトラックバックのみでは、キムタケさんも吐露されているように、「コンテンツ」の品質向上は望めないと思っていたからです。プロの「物書き」である「既存メディア」を有効活用することが、「週間!木村剛」を「情報ポータル」としてより良いものにするための手っ取り早い方策である(少なくとも現時点では)と思います。
提携先であるFuji Sankei Business i on the Webも、「週間!木村剛」という「情報ポータル」上でその名前を轟かせることになるのですから、意気込みも並々ならぬものがあると踏んでいます。当然のことながら、「コンテンツ」の品質を求められるわけですから、経営陣は、それ相応の覚悟をもって決断されたことだと思います。とはいえ、キムタケさんのご表明にあるように、

というのは、メディアは、ある意味「情報を伝えるツール」に過ぎないわけで、結局のところは、その内容が本当の勝負。中身の議論をなおざりにして、「ブログがいい」とか「メディアはこうだ」などという論争をしても、建設的で実のある議論があまりできないように思うからです。敵対することもあれば、協力し合うこともあるという感じで、とりあえずはよろしいんじゃないかな、と。互いに切磋琢磨する中で、既存メディアも、ブログも、お互いに良くなっていけばいいと思うんです。

ということで、我々ブロガーは暖かく見守っていきたい(でも、時には厳しく突っ込むカモ?)ですね。キムタケさんの睡眠時間を心配しつつ、エールを送りたいと思います。