ゆうぱっくの逆襲?

本日のキムタケさんのコラムは、小倉昌男氏ならば郵政とどう戦うか?です。そういえば、最近やけに「ゆうぱっく」のCMが多いなぁ、と思っていました(織田裕二が爽やかな表情でやっているやつですよ)。このCMを見る限りでは、「おっ、なんか良さそうだなぁ。久しぶりにゆうぱっく使ってみようかな!」って思ってしまいます。
キムタケさんも、

実際、日本通運がコンビニでゆうパックと競争している例もある。アナリストたちが「ヤマトの料金は高い」と陰口を叩いているのも知っているはず。
 ヤマト運輸は今後も「改革」の象徴であってほしい。だからあえて言う――民間企業の横綱として郵政公社を迎え撃ち、返り討ちにしては如何でしょうか、と。

と述べられています。料金面では、明らかに郵政公社の勝利でしょう。但し、取扱っているのが、最寄りの郵便局と提携を受け入れたコンビニ2社のみです。まだまだ、サービス面に関してはヤマト運輸の方が優位であると言えるでしょう。とはいえ、今後コンビニ各社が郵政公社の申し出を受け入れるようになった場合、ヤマト運輸はお尻に火がつく状態になるのは目に見えています。だからこそ、小倉氏は「ゆうぱっく」潰しに躍起になっているのでしょう。
しかし、我々市民にとっては、安くて便利なものであれば、官であろうが民であろうがどちらでも良いのです。民が「既得権益」を主張するようになってしまうと、一時期賑わせた「プロ野球オーナー会議」と同じ運命になってしまうのではないでしょうか?
ここは一つ堪えて、小倉氏には頑張って逆襲を図ってもらいたいものです。