ファイナンシャルジャパン書評(追記)

各所で話題を呼んでいるファイナンシャルジャパンですが、先日のエントリについて少し補足です。
既に、様々な方からのトラックバックにもありますように、確かにこの「軽薄短小」の時代において、あの大きさはちょっと勘弁してほしいな、というのが正直な感想です。
もしかしたら、最近創刊ラッシュが相次いでいる総合男性誌女性誌と「タイマン」張っているのではないかと思いました。ちょうどテイストが同じなんですよねぇ。
経済誌の枠を超えているという点については斬新な発想でよいのではないか、と思うのですが、女性には読みづらい内容ですね。なんというか、中高年層向け(特に富裕層)なんですよ。
例えば、若くして成功されている女性の起業家さんなどの特集を組んでみるのも良いのではないか、と個人的には思うのです。
それに、大手有名企業の代表取締役へのインタビューも、敷居を高くしている要因の一つですね。
最後に、「ありゃっ?」と思ったのが、有名進学校の特集です。経済総合誌に何の関係があるのか、と思ってしまいました。確かに、取り上げられた有名進学校出身者の方々は各業界で実際に活躍されていることは事実ですが、それを見た読者の方々が、「どうせ日本は学歴社会なんだよな!」と思ってしまって、進学校出身者でない方からすると不快感を与えてしまうのではないか、と感じました。