R25

最近話題の無料情報誌R25」です。都内の主要HUBである駅構内で無料配布されています。無料とはいっても、中味はしっかりできてます。
今週は「25歳から始める『株式投資』入門」など、結構役立つ情報満載です。別にリクルートの回し者じゃありませんが、ちょっとした暇つぶしにもなりますし、一週間の社会情勢なども簡単に頭に入るので、結構重宝しているんですよねぇ。
ところで、この中で気になった記事が二つあります。
まず、一つ目は「ヤマト運輸が提起する郵政事業の『隠れた国民負担』」というコラムです。この中で、編集者さんは「税制優遇措置があるから、別に郵政事業を民営化しなくてもよいじゃないか」と述べられています。これについては、わたしも異論を唱えるつもりは全くありません。郵政公社が税金を払わずに、「ゆうパック」をコンビニ参入するのはケシカラン!という論調なのです。確かに、我々の血税を注いで郵政事業が成り立っているのですが、その血税を有効に使ってもらえるのであれば、何も文句はありません。
それを、ヤマト運輸が「既得権益」を離したくない、と駄々をこねているようにしか読み取れないのです。
第二に、道路交通法の改正で、11月からは運転中に携帯電話を使用(通話はもちろんのこと、ネット利用、メール送受信も含む)することを禁じる、というものです。
これはこれで、非常に良いことなのですが、一つ抜け道があります。それは何かというと、「ハンズフリー電話」は対象外ということです。これでは、ザル法ですね。少しは改善されるかもしれませんが、「じゃあ、ハンズフリー機能だったらいいじゃん」という輩が出てきて、交通事故もあまり減らないのでは、と危惧しています。結局、車に乗る人のモラルに係わってくる話なんですけどね。