円下落、ついに120円台を突破!

NY円下落、1ドル120円80―90銭日経新聞)によると、

G7後に、谷垣禎一財務相が「ファンダメンタルズ(基礎的条件)を反映している」と話すなど、日本の当局者が円安容認発言をしたことも、円の売り安心感につながった。

ということらしいです。いよいよ130円時代の突入ですかね。

一方、日経平均株価は昨日の時点で15,500円を突破しました。今後しばらくの間は、「円安、株価上昇」の機運が高まるのでしょうか。

このような状況を受けてかどうかは定かではありませんが、経団連奥田会長が、

日本経団連奥田碩会長は5日の記者会見で、株価が上昇していることに関連し、「日本全体がバブル期のような雰囲気を持ってきた。人が買うから俺も買うというムードになりつつある」との認識を示した。

と警鐘を鳴らしています。(「日本全体がバブル期の雰囲気」…奥田会長が苦言(読売新聞)より)

今や空前の「株ブーム」です。「この流れに乗り遅れてなるものか!」と、特に知識もない方もたくさん参加しているのではないでしょうか。

一日の取引量が多いということは、デイトレーダーなどの個人投資家が頻繁に売買を行っていることの裏付けじゃないんでしょうか。

未来かたる・時代や・トロ・神主さんの今日の市況でも、プロの株式投資家の未来かたる氏が、

時代や:最近、強気のかたるを返上したような、発言が多いね。

かたる:そんな事はないが、万民総強気の市場を見ていると、ネットバブル崩壊の教訓を忘れているような気がするんだね。アホ株の三菱自動車―7211まで上がっているからね。1989年の相場の時は、過剰流動性相場で、株はみんな軒並み4桁で、1000円以下の株は数えるほどしか、なかったんだね。みんなが浮かれていた。

と慎重な発言をされています。

私は、まだ株に回すほどの余剰資金がないので、株には手を出していません。

遅かれ早かれ、バブルが弾けるような気がしてならないのです。

杞憂であって欲しいのですが・・・