年金CD-ROMの行方

公的年金タスクフォース(McDMasterさん)より、

ただし、個人的には、必ずしも今回の電子開示については楽観的な見方をしていません。と言いますのも、「週刊!尾花広報部長」にも記されている 24,540 円という開示コストが「ちょっと掛かり過ぎなんじゃないか?」と思われるためです。24,540 円と言えば、市販の業務用パッケージ・ソフトウェアの価格とも比肩する金額です。ケーザイ的に見ても、24,540 円という金額は、開示業務にかかる「フルコスト原則」に適わないと考えます。

とのエントリがありましたので、勝手に妄想を膨らませて、開示に至るまでの諸費用を計算してみました(現実には、こんなバカげた話はないと思いますが。。)
まず、初期投資費用として、CD-R(W)装置とPDFライターであるAdobe Acrobat Standard 日本語版が必要となります。価格.comによると、最低でも、

CD-R(w)装置:\11,970
Adobe Acrobat Standard 日本語版:\10,902

が必要となります。
また、媒体としてのCD-ROMですが、今後の展開(年金TFへのメディア配布)を考えて、CD-Rで調べてみました。ビックカメラによると、\115/枚の費用がかかります。本日の年金TFで、CD-ROMが何枚開示されるか分かりませんが、少なくとも、初期費用\22,872+メディア代一枚\115=\22,987が計上されることになります。上記\24,540の費用であれば、メディアは13枚まで開示できることになります。