投資環境の今後とネット社会のあり方

先日のキムタケさんのエントリで、投資環境の今後に関する鋭い考察がトラックバックされておりました。なって欲しくない最悪のシナリオは、やはり

5.価値の逆回転(?年後)
 株式の価値への収斂は、国債の価値への収斂に波及し、国債の利回りは、インデックスのPER並にまで上昇していく。利払い負担の急増により、国家の財政は一気に苦境に追い込まれる。

ですね。国家の財政が苦境に陥る、すなわち、我々国民にその皺寄せがやってくるという悪循環に陥ってしまいます。そうでなくても、消費税の税率アップやら厚生年金の税率アップ(今月からですが、微増しています!)など、我々の生活を逼迫しているという現状があります。最近、年金問題も騒がれなくなってしまっているようですが、現実問題として我々の首を締め付けつつあることを忘れてはならないのです。
ところで、個人的にこれはどうかな、と思ったのが、

7.コミュニティの力(?年後) 
 量的な価値あるものを見出す能力を高めた個人は、質的な価値も見つけ出す能力も高まっている。本当に信頼できるかどうか?について、個人は、
 ・政治家
 ・マスコミ
 ・ネットなどで信頼されている個人
 などを、見比べて選択することになる。

というくだりがありますが、「ネットなどで信頼されている個人」という「個人」を推し量る判断基準が今のところ存在しないのが現状ではないでしょうか。強いていえば、「有名人」のブログあたりがこれに該当するのかも知れませんが、「誰に」判断されて「信頼」されている、という事実が証明されるのかは極めて微妙なのではないでしょうか。
ネットの社会では様々な「価値基準」を持った人が存在するので、「有名人」だからといって常に正しいとはいえません。我々はやはり自分の力で「質の正しい情報」を見つけていくことが大事なのではないでしょうか。